麻疹(はしか)の予防接種や抗体検査、大人はどこで受けられる?料金はいくら?と題して書いていきます。
麻疹(麻しん)はインフルエンザの10倍の感染力を持ち、免疫力がない人がウイルスに接触すると100%感染します。
2019年に海外からウイルスが持ち込まれ麻疹が流行しました。
コロナが明け、海外旅行に行く人や日本に来る外国人が増え、麻疹のウイルスが入ってくる可能性が上がりました。
ただ、麻疹(麻しん)はワクチンで防ぐことが出来ます。
抗体がすでにあるのか、ない場合は予防接種を受けた方がいいです。
麻疹の予防接種や抗体検査のやり方を詳しく調べてみました!
麻疹(はしか)の予防接種や抗体検査、大人はどこで受けられる?料金はいくら?をお楽しみください。
麻疹(はしか)の予防接種や抗体検査、大人はどこで受けられる?
「厚労省」の元同期と昨日飲んだけど、「麻疹」のアウトブレイク、マジで来るぞ.
「GW中の新幹線に乗ったヒト」は全員見て欲しい. 何故なら麻疹は「空気感染」だからな?しかも初期は微熱と風邪症状のみで、「例の発疹と高熱」が出る前に鑑別するのは鬼ムズいんよ. pic.twitter.com/HQ9EvplQFN
— Dr_KRow-循内🩺 (@KRow_Dr_) May 13, 2023
麻疹って聞いたことはあるけど実際どんなどんな病気なの?って聞かれたらあまりよく分かりませんよね。
分からないから予防接種とかも重要に思わず後回しにしてしまいがちです。
麻疹とは?
【海外に行く予定の方へ~麻しんの予防接種をご検討ください】
海外で麻疹(はしか)が流行しています。
かかったことが明らかでない場合、2回の麻しんのワクチンを接種していない方は、予防接種をご検討ください。#麻しん #はしか■麻しんの発生国はこちらhttps://t.co/2o0Nndhd2A pic.twitter.com/soVwtxagk7
— 厚生労働省 (@MHLWitter) June 2, 2023
麻疹は子供の病気というイメージがありますが、実は麻疹患者の半数は大人がかかっているんです。
大人が感染すると子供より重症化しやすいと言われています。
感染すると以下のような症状を引き起こします。
- 10日~12日の潜伏期間を経て発症。
- 39℃を超える高熱が出て、全身に発疹が出る「コプリック斑」という白い斑点が出ることもあります。
- 通常は7日~10日で回復しますが、免疫力の回復には1か月程度かかることもあります。
肺炎や中耳炎を合併しやすく、重症化すると脳炎を引き起こし、まれに死亡することもあります。
妊娠中に麻疹に感染すると流産・早産・死産が3~4割の確率で起こるので注意が必要です。
また、胎児に風疹が感染し、先天性風疹症候群と言う病気を発症する可能性があります。
麻疹であった場合、特効薬はありませんので、症状を抑えて体力を回復させる治療のみです。
麻疹の感染経路
- 接触感染 : 手や食品、器具を経由して口から感染
- 飛沫感染 : せき・くしゃみ
- 空気感染 : せき・くしゃみの水分が蒸発して空気中に浮遊した粒子を吸い込むことで感染
抗体があるか確認するには?
バッチリはしかワクチン1回接種世代なので、麻疹ワクチン接種予定。帯状疱疹ワクチン(シングリックス)と麻疹ワクチンは同時接種可能らしく、ホームドクターへスケジュール相談。できる予防は全部しておく。 pic.twitter.com/L4gte28grm
— moneypenny (@TokyoMoneypenny) May 24, 2023
抗体が出来ていると生涯免疫が続くと言われています。
抗体を作るには、1度感染して発症するかワクチンを打つかのどちらかになります。
麻疹はマスクや手洗いでは防ぎきれず、予防のためにはワクチン接種が有効です。
2006年以降は2回の定期接種(強い推奨であり、強制ではない)となっていますが、それ以前は任意接種だったり1回接種だったり、生まれた年代によって接種状況が違います。
① 1977年以前
麻疹のワクチン接種は1966年に始まりましたが、1978年に定期接種となるまでは任意でした。
そのため、1978年以前に生まれた人の多くはワクチン接種を受けていませんが、この時代は自然感染で麻疹にかかる機会が多かったため、自然に生涯免疫を獲得している可能性が高いです。
② 1978年から2005年
この時代は1回の定期接種だったので、十分な免疫力がついていない可能性があります。
ただし2007年に麻疹の大流行があり、翌年から5年間、1990年~1999年生まれの人には追加接種の機会が設けられましたので、その時に2回目を受けているかもしれません。
③ 2006年以降
1歳と5~6歳の2回の定期接種となっているので、ちゃんと受けていれば生涯免疫を獲得できていると考えられます。
麻疹にかかったことがない方は、母子手帳などでワクチンの接種回数をご確認することができます。
予防接種・抗体検査はどこで受けられる?
麻疹の予防接種を子供の頃に1回しか打ってなかったので近所のクリニックに予約して受けてきた。
お医者さんに母子手帳を見てもらっ手気が付いたんだけど風疹の予防接種は1回も受けてなかったっぽい… pic.twitter.com/PvU1qcayDo— Yuki Ueda (@xhgd_bxnl) June 1, 2023
予防接種と抗体検査はどちらも内科で受けることができます。
抗体検査は血液検査をして約5日前後で結果が出ます。
抗体があれば予防接種は必要ありません。
抗体がないようであれば、予防接種を2回受ける必要があります。
1回だけでは十分な抗体ができない可能性があります。
1回目の後、1ヶ月あければ2回目を接種できます。
その際に妊娠中の場合は受けることができません。
また、その後2ヶ月間は避妊をした方がいいです。
妊娠していると予防接種で胎児に障害発生のリスクの可能性が出てしまいます。
副反応で多いのが発熱が予防接種を打った1週間後に出ることがあります。
2回目の接種後は注射をした場所だけ赤くなったりすることもありますが、発熱や発疹といった副反応は少ないようです。
麻疹(はしか)の予防接種や抗体検査の料金はいくら?
住んで自治体によって麻疹の予防接種料金が全然違うのは納得出来ない。
本当に沖縄全域で予防しようと自治体の足並みが揃ってない現状。
自分が住んでる自治体では10,000円超なのに、金武町とかは1000円という。予防接種対象としながら、高い壁を作っててワロタ。 pic.twitter.com/AJcWBnT8j6
— ヒロシ35号 (@icesbbc) April 11, 2018
抗体検査費と予防接種費用はどちらも自己負担額になり保険が適用されません。
また、料金も病院によって異なってくるので、行く場合は料金を確認してから行くようにしてください。
抗体検査料金:3000円~6000円
予防接種料金:5000円~7000円
ただ、地域によっては条件に当てはまれば、抗体検査を無料で行える場合もあります。
ある地域の対象者
- 妊娠を希望している(妊娠中はできない)
- 上記の配偶者又はパートナー及び同居者
- 妊婦の配偶者又はパートナー及び同居者
- 【注記】同居者…住民登録上の住所が妊娠を希望する女性・妊婦と同一の方
上記は1部だけですので、みなさんの住んでいる地域の役所のHPで対象者を調べてみてください。
まとめ
#報ステ またまたことさらコロナを軽く見せようとするデマと言ってもいいくらいのこの報道。既に存在しない従来株と麻疹を比べて後者を極めて強い感染力と紹介する。実際は、オミクロンBA.5の亜系統BF.7でさえR0=18.6と言われている。今のXBBであればその感染力はおそらく麻疹の比ではない。 pic.twitter.com/QLuYq094HQ
— Akira HIRAISHI (@orientis312) May 24, 2023
麻疹(はしか)の予防接種や抗体検査、大人はどこで受けられる?料金はいくら?はいかがだったでしょうか?
麻疹は予防接種をしていれば防げる病気です。
海外旅行もやっと行けるようになったので感染症にならない・広めないようにしっかり予防しましょう。
麻疹(はしか)の予防接種や抗体検査、大人はどこで受けられる?料金はいくら?を最後までお読みいただきありがとうございました。
今だからこそ読みたい一冊
コメント